【保存版】社内表彰式の準備6つのポイントと会場選びのコツ!当社運営施設での演出事例も紹介
毎年恒例の社内表彰式、
「マンネリ化してる表彰式をどう変えればいいの?新しいアイデアが浮かばない!」
「社内でやるべき?外部の会場を押さえるべき?会場選びのポイントって何?」
「ただ賞状を渡して終わりじゃつまらない...どんな演出が効果的?」
と悩んでいませんか?
この記事では社内表彰式を成功させるためのポイントを徹底解説します。
従業員のモチベーションとエンゲージメントを高める効果的な表彰式の実施方法から、印象に残る演出アイデア、適切な会場選びのコツまで、イベント会場運営のプロが具体的な事例とともにご紹介します。
企画から実施まで初めて担当することになった方も、毎回同じ内容で参加者の反応が薄れてきていると感じている方でも役に立つ内容になっています。
ぜひ最後まで読んで、満足度の高い社内表彰式を実現しましょう!
目次
社内表彰式とは
社内表彰式とは、一定期間における評価基準をもとに、優秀な成績をおさめた従業員を会社が表彰するイベントです。
会社への貢献度の高い従業員や、優秀な成果を上げたチームを称え、感謝を伝える機会となっています。
社内表彰により、従業員のモチベーションアップや、さらなる生産性の向上が期待できるでしょう。
また、全社に向けた公式な場を設けることで、企業理念やビジョンの浸透、評価の仕組み、会社が求める理想の社員像を提示できるため、社員一人ひとりの会社への理解を深める効果も見込めます。
さらには、社内コミュニケーションの活性化や、離職を防ぐ効果も高いため、多くの企業で重要なイベントとして位置づけられています。
社内表彰式がもたらす5つのメリット
社内表彰式は単なるセレモニーにとどまらず、会社組織全体に様々なメリットをもたらす重要なイベントです。
優れた成果を上げた社員やチームを公に称えることで、社員個人の満足度を高めるだけではなく、会社全体の雰囲気や業績向上にも貢献します。
以下では、社内表彰式を導入・継続することで得られる主なメリットについて解説していきます。
日々の業務に追われがちだったり、リモートワークにより社内のつながりにも課題が出やすかったりする現代のビジネス環境において、こうした「人」に焦点を当てた施策が組織にもたらす価値は計り知れません。
それでは、社内表彰式のメリットについて、具体的に見ていきましょう。
モチベーションの向上
社内表彰式は、社員全体の仕事へのモチベーションを大きく引き上げる効果があります。
表彰された本人は、自分の努力や成果が公に評価され、認められることで達成感を味わえるからです。
例えば、四半期ごとの営業成績表彰で、表彰された社員は自信を得られ、次も表彰を目指すようになります。
一方、表彰されなかった社員も「次回は自分が選ばれたい」という向上心が芽生え、目標が明確になることで、日々の業務に前向きに取り組むようになるでしょう。
このように社内表彰式は、努力が認められる喜びや、目標達成への意欲を引き出し、社員一人ひとりの仕事に取り組む姿勢を、より積極的にしてくれる力を持っています。
生産性の向上
社内表彰式は、会社全体の生産性を高めるきっかけになります。
社員の努力が公正に評価され、認められることで、職場全体の雰囲気が前向きになり、仕事への取り組み方が変わるからです。
ある製造業では、改善提案の表彰制度を導入した結果、翌年の工場全体の生産効率が15%向上したという実績があります。社員が「自分のアイデアや頑張りが会社に貢献している」と実感できると、日々の業務にも創意工夫が生まれ、無駄な作業の見直しや効率化への意識が自然と高まります。
適切な評価と表彰の仕組みは、社員一人ひとりの仕事への姿勢を変え、組織全体の生産性向上につながる重要な施策と言えます。
離職率の低下
社内表彰式は優秀な人材の定着率を高め、離職率を下げる効果が期待できます。
会社から公に認められる経験をした社員は、組織内で自分の居場所と価値を実感でき、帰属意識が芽生えるためです。
特に若手社員に対しては「会社にしっかりと見てもらえている」という安心感が、今の環境でさらに成長したいという思いを強くするきっかけになり得ます。
適切な表彰制度は社員と会社の絆を深め、長期的な人材確保につながるといえるでしょう。
企業理念の浸透
社内表彰式は、企業理念や価値観を組織全体に広める手段としても有効な手段です。
表彰される社員の行動や成果は、会社が大切にしている価値観や目指す方向性を具体的に示す生きた見本となるからです。
例えば、小売業で「お客様第一」という理念を持っている企業があるとして、その理念を体現した接客を行った店舗スタッフを毎月表彰するなどが考えられます。
表彰式の場では具体的なエピソードも共有されるため、抽象的な理念が具体的な行動として社員に理解されるようになります。
そのため、どのような行動が会社から評価されるのかが明確になり、他の社員も自然と同じような行動を取るようになるでしょう。
企業の大切にしている価値観を単なる「言葉」ではなく「人」を通じて伝えることで、理念の理解と実践を促進する貴重な機会となります。
社内コミュニケーションの強化
社内表彰式は部門の壁を越えた交流を生み出し、組織全体のコミュニケーションを活発にします。
普段は接点の少ない部署の社員が一堂に会し、互いの成果や取り組みを知る機会となるからです。
また、他部署の優れた事例を学ぶことで、自部署の業務改善にもつながります。
例えば、全社表彰式で部門間をまたいだ協同プロジェクトチームが表彰された場合、他のプロジェクトでも部門を超えた情報共有が積極的に行われるようになることも期待できるでしょう。
また、表彰式後の懇親会では、普段は顔を合わせない社員同士が交流し、新たな協力関係が生まれるケースも増えています。
このように社内表彰式は、単なる表彰の場を超えて、組織内の人的ネットワークを広げ、部門間の連携を強化する重要な機会となるのです。
社内表彰式の種類
社内表彰式と一口に言っても、様々な形式で開催されます。
開催の目的や対象者などによって、開催頻度や開催規模も大きく変わるでしょう。
以下では、社内表彰式の種類について解説していきます。
社内表彰式は、その目的や組織文化に合わせて最適な形式を選ぶことで、最大の効果を発揮します。
従業員のモチベーション向上だけでなく、組織の価値観を共有し、望ましい行動を促進する重要なツールとして活用しましょう。
開催規模
種類 | 説明 |
---|---|
全社規模 | 全社員が参加するイベント |
部門別 | 部門別に開催 |
チーム別 | 特定のチーム内での開催 |
社内表彰式は、全社的な実施なのか、部門・チーム別で実施するのかで開催規模や頻度も大きく変わります。
全社的な取り組みであれば、年間MVPなどの会社全体で称えるべき功績を表彰します。
一方、部門別の表彰式は、部門特有の専門性や取り組みが評価され、業務に対してより具体的な行動や成果を称えられる場です。
さらに、少人数のチーム別で行われる小規模な表彰は、週次や月次など、日常的な成果を素早く評価できます。
会社の価値感や目標の共有の場であれば、全社的な取り組み、よりチーム内の結束力を強化していくには、小規模での開催が向いていると言えるでしょう。
表彰対象者別
種類 | 説明 |
---|---|
成績優秀者表彰 | 営業成績No.1やプロジェクトの成功者を表彰 |
MVP表彰 | 特定のプロジェクトや事業で活躍した人を表彰 |
特別表彰 | 新人賞・クリエイティブ賞・努力賞・奨励賞など |
永年勤続表彰 | 10年・20年など、長期間勤務した社員を表彰 |
社内表彰の対象者は多岐にわたります。
成績優秀者やMVP賞が最も一般的ですが、それ以外にも様々な表彰カテゴリーが存在します。
新人賞や努力賞などの特別表彰は、営業数字だけでは測れない業務姿勢や献身的な取り組みを評価するもので、多様な価値観を認める文化醸成に役立ちます。
また、永年勤続表彰は、長期間勤務した社員への貢献に対する感謝を示すと同時に、社員の帰属意識を高める役割も担い、結果として離職率低下にもつながる重要な表彰対象です。
他にも、個人単位の表彰に関わらず、プロジェクト単位やチーム単位、部門を横断する形での表彰など、対象を拡大して表彰するケースもあります。
特に部門間をまたがる取り組みに対する表彰は、組織の縦割りを解消し、より柔軟な協力体制を促進する効果もあるでしょう。
開催頻度
種類 | 説明 |
---|---|
年次 | 年に1回開催 |
四半期 | 年に4回開催 |
月次 | 毎月開催 |
全社的な取り組みとして、1年間の成果を総括する年次の表彰式が最も一般的です。
全社表彰式は、年度末や創立記念日などに開催されるケースが多く、格式高い会場・形式で実施されます。
また、四半期や半年ごとに開催される場合は、比較的短期間での成果を定期的に評価することで、年間を通して継続的なモチベーションの維持に貢献します。
チーム単位など比較的小規模なものであれば、月次や週次で開催されるケースもあるでしょう。
フィードバックを短いスパンで実施できるため、行動の改善もしやすく、また小さな成功も称えられる企業文化を作ることも可能です。
開催形式
種類 | 説明 |
---|---|
単独開催 | 表彰式のみで開催 |
懇親会併催 | 懇親会などと併せて開催 |
オンライン形式 | リモートで開催 |
ハイブリッド形式 | リアルとオンラインを組み合わせて開催 |
一般的な表彰式は、リアル開催で表彰式のみや懇親会も併せて実施するケースが多いでしょう。
全社表彰式であれば、参加人数に応じてホテルの宴会場や大規模なイベントホール、イベントスペースを活用します。
コロナ禍以降は、リアルな場で集まれないことを機にオンラインでの開催も増えています。
オンライン開催は、社員が全国に点在しているようなケースで特に有効な手段です。
一方、リアルの場も大切にしたいという流れもあり、参加者が多岐にわたる場合はリアルとオンラインを併用するハイブリッド形式での実施も可能になっています。
社内表彰式は、部門を横断した様々な社員が参加する貴重な場として、交流を深めるために懇親会と併用したり、周年記念に合わせてパーティー形式で開催する場合もあるでしょう。
社内表彰式の企画から実施までの流れ
社内表彰式には様々な形式での開催方法がありますが、「実際にどうやって進めたらいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
社内表彰式を成功させるためには、企画段階から入念な準備と実施後のフォローアップまで、一連の流れを理解しておくとスムーズです。
ここでは、社内表彰式を実施するまでの流れを段階ごとに解説します。
各フェーズでのポイントを押さえておけば、社員のモチベーション向上や、組織文化の強化につながる効果的な社内表彰式を実現可能です。
企画フェーズ┃目的を明確化し全体設計を行う
社内表彰式を企画するには、まず開催目的を明確にする必要があります。
社員のモチベーション向上なのか、企業文化の浸透や強化が重要なのかなど、表彰式を通じて何を達成していきたいのか決めていきましょう。
次に、目的に合わせて全体的なコンセプトや大まかな開催内容を決定していきます。
また、評価対象者のカテゴリーとして、営業成績・イノベーション・チームワークなど、組織の価値観が反映されると納得度の高い表彰ができるでしょう。
開催日時については業務が立て込んでいる日は極力避け、参加対象者ができる限り参加できる時期で設定するのが望ましいです。
参加人数を把握できたら、規模に応じた予算を策定していきましょう。
準備フェーズ┃表彰基準を設定し対象者を選定する
企画内容に基づいて、社内表彰式実施に向け具体的な準備を進めます。
まずは開催形式に応じて、リアル開催であれば会場予約や、オンラインの場合はプラットフォームなどの選定が必要です。
また、式の全体の流れをあらかじめ決めて置き、タイムテーブルやスピーチの順番など、詳細な進行計画を作成します。
なお、表彰対象者選定にあたっては、まず会社の評価制度を改めて確認し、各部門のマネージャーからの推薦や、客観的なデータに基づいて選定するなど、透明性のある選考をしましょう。
その際、属人的な偏りのある評価にならないような配慮が必要です。
表彰カテゴリに応じた賞状・記念品の準備も同時に進めていきましょう。
実施フェーズ┃当日の進行と運営を滞りなく行う
開催当日は、会場の設営からリハーサルなど、事前に計画した内容に沿って進行していきます。
滞りない進行はイベントの質を高めることにつながり、参加者の満足度の向上に直結します。
具体的には、決められたレイアウト通りに設営されているかや、プロジェクターやマイクの動作確認をするなど、ハードの部分の確認が重要です。
また、本番の進行の段取りもリハーサル時に確認し、司会者やステージ周りの関係スタッフ間で台本の読み合わせをしておきましょう。
他にも、受賞者が主役になれるように盛り上げるタイミングをしっかりと作り、他の参加者にも積極的な協力を仰ぐことが一体感の醸成には必要です。
最も重要なのは、受賞者の功績を組織全体で共有できる場づくりを意識することです。
全体で盛り上がるからこそ、組織文化を育む貴重な機会にできるでしょう。
フォローアップ┃表彰後の効果を最大化する
表彰式開催後のフォローアップをすることで、単なる表彰の場で終わらせずに社内の意識改革にもつなげることが可能です。
具体的には、受賞者の取り組みや成果を改めて社内報やイントラネットで共有したり、他部署への理解を深める機会を設けたりすると、社員たちは成功事例を自分の業務に取り入れやすくなります。
さらに、次回の表彰に向けた新たな目標設定をチーム単位や個人対で設定させることで、表彰式で上がったモチベーションを持続させ、より具体的なアクションに移せるでしょう。
また、表彰式後のアンケートを実施して効果を測定し、そのフィードバックをもとに次回の改善につなげると、運営の精度も高まるだけでなく、PDCAサイクルを組織全体で共有する文化も醸成されるでしょう。
社内表彰式の準備で意識すべき6つのポイントとは?
社内表彰式に限らず、イベントを成功させるためには段取りが8割と言われているように、事前準備が要となります。
ここでは、社内表彰式の準備の際に、特に意識すべきポイントを6つ紹介します。
社内表彰式の準備で意識すべきポイント |
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①費用対効果を最大化するために予算を適切に配分する
社内表彰式を実施する際には、様々なコストがかかります。
限られた予算の中で、最大の効果を生み出すためには計画的な予算配分が不可欠です。
適切な予算配分をしないと、資金が足りなくなり、表彰式全体の質が低下する恐れがあります。
まずは表彰式の規模や目的に応じて、優先事項を明確にした予算計画を立てましょう。
具体的にかかる費用としては、主に以下のような項目があります。
- 会場費
- 照明・音響などの演出費用
- 表彰状・記念品などの贈呈品費用
- ケータリング費用
特にケータリングや演出機材など、外部発注する場合は複数の業者から見積もりを取り、比較検討したほうが良いでしょう。
なお、会場で一括して手配できる所もあるため、運搬費などのコスト削減が可能な場合もあります。
また、予期せぬトラブルなどに備えて臨機応変に対応するためには、予備費を見込んでおくことも必要でしょう。
参加する社員のモチベーション向上のためにも、質を高める戦略的な予算配分が重要です。
②表彰式の格を上げる会場を選定する
社内表彰式において、会場選定は参加者の意識づけに影響する重要な要素です。
アクセスの良さや設備の充実度、規模の適切さなどの会場条件は、表彰式の印象を大きく左右するためです。
具体的には、社員の参加のしやすさや、希望する演出が叶うかどうかなどを踏まえ、以下のような条件を検討します。
- 会社からのアクセスが良いか
- 必要な設備が整っているか(音響・照明・映像機材など)
- 参加者が快適に過ごせる十分なキャパシティか
- 飲食可否など、会場ルールは問題ないか
適切な会場を選ぶことで、参加する社員の意識も大きく変わります。
次も参加したい、と思えるような表彰式の意義を高める式典を実現できる会場を選びましょう。
なお、当メディアを運営している株式会社シアタワークショップでは、都内を中心に「ご希望の演出が叶う」社内表彰式を実施できるイベントホールやスペースを複数運営しています。
すでに会場をお探しの場合は、記事後半でご紹介していますので、以下の「都内のイベントホールを見る」をクリックするとすぐにジャンプできます。
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③納得感を高める表彰基準を設定する
社内表彰式に参加する社員の満足度を高めるには、社員全員が納得できる公正な表彰基準の設定が不可欠です。
表彰者選出に対する納得感が低いと、社員のモチベーション向上といった本来の目的を達成できないばかりか、逆に不公平感や不満を生み出す恐れがあるからです。
対策としては、部署や職種による有利不利が生じないように、公平公正な表彰基準を明文化し、事前に全社員に周知しておくと安心でしょう。
また、評価基準を売上などの数値目標だけでなく、チームワークへの貢献や社内改革の提案など、数値化しにくい能力や貢献度の高さも評価対象に含めることで、多様な価値観を認める文化を醸成できます。
公平性や透明性を確保し、全社員が表彰台を目指せる基準を設け、納得度の高い表彰式を実現することで、組織全体のモチベーション向上と企業文化の強化につなげられるでしょう。
④参加者に適切なドレスコードを提示する
社内表彰式の格式と一体感を高めるには、参加者全員に適切なドレスコードを提示することが重要です。
ドレスコードを明確にすることで、式典としての品格が保たれるだけでなく、参加者の心構えも変わり、特別な場としての認識が高まるからです。
また、服装の指定があるからこそ、参加者の不安や迷いも解消できるため、全員が快適に参加できる環境が整えられます。
具体的には、招待状や案内メールに「ビジネスカジュアル」「フォーマル」などのドレスコードを明記し、必要に応じて服装例の画像も添付します。
業界にもよりますが、若手社員や中堅社員、管理職など、年齢層や役職に応じた適切な服装指針を提供すれば、過度なドレスアップやカジュアルすぎる服装での参加を防げます。
明確な指針を出しておくことで、特別な場にふさわしい雰囲気を演出でき、表彰の意義を高められるでしょう。
⑤緊張感と盛り上がりを両立させる進行台本を作成する
社内表彰式では、式典としての一定の格式は保ちながらも、参加者の気持ちが高まる演出も必要です。
そのためには、緊張感と盛り上がりを両立させるような進行台本が不可欠です。
過度に堅苦しい式典では参加者の記憶に残りにくく、逆に軽すぎる進行では表彰の価値が損なわれてしまうリスクがあり、バランスが大切です。
具体的には、オープニングや表彰状の授与などの公式的なセクションでは、適度に緊張感を演出しつつ、受賞者の紹介VTRや事例共有、発表のタイミングでは感情に訴えるような要素も織り交ぜると効果的でしょう。
また、あらかじめ進行台本を作りこんでおけば、式全体の時間配分や司会者の進行、運営スタッフの動きや音響照明などの演出のタイミングなど、スムーズな運営にも役立ちます。
感情に響かせる場面と、適度な緊張感のバランスを演出した進行台本は、表彰式の価値や効果を最大化させることが可能です。
⑥プロの力を適切なタイミングと範囲で活用する
社内表彰式の質を高めるには、プロのサービスに頼ることも重要です。
表彰式の企画や運営を含め、会場のレイアウトを作成したり、映像・音響・照明などの演出を考えたり、専門的な知識を要する場面も多く、社内だけで完結させるのは限界があります。
プロの力を取り入れることで、より効率的に式典の質を向上させられます。
特に大規模な表彰式や周年記念に絡めた重要度の高いイベントの場合、イベント企画会社や演出家の力を借りれば、今までにない表彰式を実現できるでしょう。
一方、限られた予算内で最大の効果を発揮するには、全面的に任せるのではなく、会場設営やテクニカルの演出面を会場に依頼するなど、専門性が高い部分に絞ってプロの力を借りるのもおすすめです。
限られたリソースや予算から、できる限り効果の高い演出をするためには、社内の知見とプロのノウハウをうまく組み合わせてイベントを組み立てていくとよいでしょう。
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社内表彰式を盛り上げる演出アイデア10選
社内表彰式は、社員のモチベーションを上げ、企業文化の醸成に役立つ重要なイベントです。
しかし、マンネリ化した表彰式になってしまうと、せっかく準備しても期待通りの効果が得られない可能性があります。
記憶に残る特別な瞬間を演出し、受賞者だけでなく参加者全員が楽しめる演出がポイントになります。
ここでは、社内表彰式を一段と盛り上げる、すぐに実践できる演出アイデアをご紹介します。
チームや組織の結束力を高め、感動と笑顔のあふれる表彰式にするためのヒントをお届けします。
社内表彰式を盛り上げる演出アイデア10選 |
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①一瞬で場の雰囲気を変える照明・BGM演出
照明やBGMの演出は、社内表彰式の雰囲気を一瞬で変え、受賞者を効果的に引き立てる役割を担います。
視覚的・聴覚的な演出は、人の感情に直接働きかけるため、適切な照明とBGMを使用すれば、イベント全体の緊張感や高揚感の演出が可能です。
例えば、受賞者の名前が呼ばれた瞬間にスポットライトを当てて、壇上に向かう際も追従するような演出で受賞者に注目を集められます。
また、各賞のカテゴリーに合わせたBGMを選べば、チームの雰囲気なども演出できます。
他にも、発表時のアタック音などを取り入れれば、場の空気を引き締めることも可能です。
効果的に演出を取り入れれば、一気に表彰式の雰囲気を高められ、参加者も受賞者も双方の心に残る特別な体験を提供できるでしょう。
②受賞者を主役にするレッドカーペット
レッドカーペットは、受賞者を主役として印象付け、より特別なセレモニー感を演出できます。
映画祭やアワードなどでみられるレッドカーペットは、「特別な人が歩く場所」というイメージが定着しています。
社内表彰式に取り入れれば、受賞者も特別感を感じながら、参加者の社員も同僚の栄誉を祝う特別な瞬間を強く記憶に残す体験につなげられるでしょう。
例えば、会場の中央からステージにかけて一本のレッドカーペットを敷き、受賞者が司会に名前を呼ばれ、スポットライトを浴びながらステージに向かう演出は、特別な時間を作り出せます。
社員同士で互いの功績を称えあう機会となり、前向きな企業文化を創造できるでしょう。
③感動を呼ぶオープニング映像の制作
社内表彰式の冒頭を飾るオープニングの映像は、参加者の心を一瞬でつかみ、これから始まるセレモニーへの期待感や集中力を高める役割を果たします。
映像の強い印象は、開始時点から参加者の気持ちを高めてくれます。
こだわりのある映像演出なら、会社や表彰式のテーマに沿った世界観へ引き込んでくれるため、日常業務から離れて表彰式の特別な時間を共有する心構えができるでしょう。
例えば、会社の1年の成果やハイライトシーンをダイナミックにまとめた映像は、各部署や個人の努力と成果を共有し、全社員で1年を振り返る機会となり、感情を強く揺さぶります。
効果的なオープニング映像は、参加者の気持ちを前向きな状態に導く入口になります。
冒頭でどれだけ引き込めるかが、表彰式全体の盛り上がりや満足度に直接影響するため、非常に重要な要素と言えるでしょう。
④受賞者の功績を紹介する映像や写真のスライドショー
受賞者の功績を紹介する映像やスライドショーは、表彰の意義を明確に伝え、受賞者を効果的に称える強力なビジュアルツールです。
文字や言葉だけでは伝わりにくい受賞者の日々の努力や成果を、映像や写真を通して具体的に可視化できるため、功績の価値を参加者全員がより深く理解できるよう促せます。
特に、受賞者が普段どのように動いているかを密着取材した映像や、プロジェクトの進行過程やチームでの活動風景をまとめた映像は、参加者にも感情移入させやすいです。
このように、映像やスライドショーでの紹介は、受賞者の功績を称えるのと同時に、他の社員にとってもどういった行動が評価につながったかの客観的な指標になり、組織全体の成長にもつながるでしょう。
⑤同僚や上司からの感謝メッセージの上映
社内表彰式で同僚や上司から感謝のメッセージを上映すると、受賞者の功績を多角的に称え、社内の人間関係の温かさを表彰式内に取り入れられます。
数字や業績だけでは見えにくい受賞者の人間性や日々の貢献を、一緒に働く仲間の言葉を通して伝えることで、より深い感動や共感を生み出せます。
また、公の場で感謝の気持ちを共有することで、チーム全体の絆が強化され、より健全な職場環境の構築につながります。
具体的には、事前に撮影した複数の関係者から感謝のメッセージやエピソードを編集した映像を流したり、密接に仕事をしてきた部下や先輩などのより具体的なメッセージが効果的です。
受賞者は自分の仕事が周囲に与えた影響を実感でき、参加者全員にとっても、お互いを認め合う企業文化の大切さを伝えられる貴重な機会となります。
同僚や上司からの心のこもったメッセージは、単なる表彰以上の価値を生み出し、一人の成功が組織全体の喜びであるという共通認識を育む、感動的な演出となります。
⑥特別なトロフィーや記念品の贈呈
特別にデザインされたトロフィーや記念品の贈呈は、受賞の瞬間をより特別なものにし、形に残るものとして、長期的な価値を生み出してくれます。
一般的な表彰状やメダルを超えた特別な記念品は、企業が受賞者の功績をどれだけ重視しているかを象徴的に示します。
受賞者にとっては日々の努力が目に見える形で残り、モチベーション維持につながるとともに、周囲の社員にとっても具体的な目標になります。
例えば、クリスタルガラスを使用した会社のシンボルやビジョンを取り入れたオリジナルデザインのトロフィーや、金箔の施された受賞者の名前が刻印された記念品など、そこでしか得られない価値を演出できるとより効果的です。
受賞者が思わずデスクや自宅に飾りたくなるような特別感のある記念品は、表彰式当日の感動を日常に持ち帰り、継続的なモチベーションの源となるでしょう。
⑦受賞者によるスピーチの時間設定
受賞者によるスピーチの時間は、ただ表彰状や記念品を授与するだけでなく、本人の価値観や成功体験、感情を共有する場として重要な演出です。
受賞者が自分の言葉でこれまでの道のりや、周囲への感謝の気持ちを語ることで、表彰の意義がより深まるでしょう。
本人にとっては成功体験への振り返りと組織への貢献を再確認する場となり、他の社員にとっては受賞者の成功プロセスや考え方を学べる貴重な機会になります。
また、スピーチだけでなく、複数の受賞者によるパネルディスカッションの時間を設け、司会者の質問に答える形式で経験を共有すると、和やかな雰囲気で進行できるでしょう。
受賞者たちの生の声は、参加者が成功のポイントを理解できる場にもなり、組織全体の成長や発展を促す機会としても活用できます。
⑧サプライズゲストの登場による祝福
サプライズゲストの登場は、表彰式に予測できない喜びや感動を演出し、受賞者と参加者全員の記憶に強く残ります。
想定外の出来事は、人の感情に強い印象を与えるため、サプライズ演出は表彰式の感動を何倍にも増幅させる効果が期待できます。
また、会社側が受賞者に対して特別な準備をしたという事実が、よりその功績を称えている証となり、受賞者にとっても一層喜びを感じられることでしょう。
具体的には、受賞者の恩師や前職の上司など、キャリア形成に影響を与えた人物をサプライズゲストとして招待するなどが挙げられます。
また、遠隔地や海外オフィスなど、現地参加が難しい重要人物などによるビデオ中継でのメッセージなども、驚きを演出できます。
心温まるようなサプライズゲストの登場は、組織への帰属意識を高めたり、モチベーションの向上にもつながる、感動的な演出の一つでしょう。
⑨参加者全員で行う記念撮影セッション
表彰式後に参加者全員で行う記念撮影は、思い出となる瞬間を記録し、会社の一体感や達成感を形に残せます。
写真は記憶を鮮明に思い出させるツールであり、受賞者の栄誉を記録するだけでなく、会社全体の成長の節目として記録できます。
社員全員での撮影の他、受賞部門ごとなど様々な組み合わせで撮影すれば、受賞者以外の参加者も記憶に残る演出が可能です。
予算に余裕があれば、プロのカメラマンを招いて、より会場の雰囲気を切り取る写真を残せるでしょう。
撮影した写真は後日全社的にデジタルデータで配布すれば、当日参加できなかった社員に対しても当日の様子を伝えられます。
撮影セッションは、表彰式の締めくくりとして、達成感や一体感を持ち帰るための効果的な演出となります。
⑩思い出に残るエンドロール・クロージング演出
表彰式の締めくくりとなるエンドロールやクロージングの演出は、参加者の心に深い印象や前向きな余韻を残す大切な要素です。
「ピークエンドの法則」と言われるように、人は最後に体験したことを特に強く記憶する傾向があります。
そのため、クロージングでの感動的な演出は、表彰式全体の印象を左右する重要な役割を担います。
特に、社長や経営者層からの直接的なメッセージは、組織の方向性や価値観を共有し、表彰の意義をより深く理解してもらう場になります。
また、エンドロールの演出はこれまでの成果を振り返りながら、未来への期待感へつなげ、参加者全員が前向きな気持ちで日常の業務へ戻っていくための橋渡し役となるでしょう。
思い出に残るクロージングの演出は、表彰式を単なるイベントから組織の成長とビジョンを共有する大切な場へと昇華させてくれ、社員のモチベーションを継続させる効果を期待できます。
表彰式の実施事例
表彰式を成功させるためのアイデアをご紹介してきましたが、実際の現場ではどのように活用されているのでしょうか。
ここからは、弊社が運営に携わった物件における表彰式を含んだイベントの実施事例をご紹介します。
自社の表彰式を計画する際の、具体的なヒントとしてお役立てください。
QWSステージ#20
QWSステージ#20 |
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会場:スクランブルホール |
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【開催日】2024年10月24日(木) 【主催者】SHIBUYA QWS Innovation 協議会 【概 要】「問うだけじゃなく、出会うだけじゃなく、生み出すだけじゃなく、世界を変えよう。」がコンセプトのSHIBUYA QWSで3か月に1度開催する発表会。プロジェクトに取り組くむQWS会員が新たな社会価値につながる可能性の種や活動の成果をプレゼンする。特別ゲストのキーノートトーク、各プロジェクトによるピッチ、表彰式で構成。 |
出典:『スクランブルホール(公式サイト)』事例紹介|QWSステージ#20 |
当社おすすめの社内表彰式向け会場6選
社内表彰式の成功は、演出だけでなく会場選びも重要な要素です。
適切な会場は参加者の期待感を高め、受賞者を効果的に称えるための舞台を提供します。
ここでは、当社が運営やサポートをしている施設の中から、社内表彰式に最適な会場をご紹介します。
規模や予算、アクセス、設備など様々な観点から検討された、バラエティ豊かな6つの会場は、それぞれの企業に合わせた表彰式の実現をサポートします。
記憶に残る特別な表彰式を創出するための、理想的な空間選びの参考にしていただければ幸いです。
ヒカリエホール
ヒカリエホール |
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おすすめポイント
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ヒカリエホール詳細ページ |
渋谷駅直結の「ヒカリエホール」は、格式のある表彰式を開催したい企業に最適です。
天井高7mの広々とした空間により、舞台演出も映えるため、特別なひとときを演出できます。
また、プロ仕様の照明・音響・映像設備が整っており、プロのオペレーターを手配して華やかな演出が可能です。
控室も複数完備されているため、役員や受賞者の待機場所としても便利です。
スクランブルホール
スクランブルホール |
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おすすめポイント
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スクランブルホール詳細ページ |
渋谷スクランブルスクエア内にある「スクランブルホール」は、100~150名規模の社内表彰式にぴったりの会場です。
ガラス張りのモダンな空間が特徴で、都会的な雰囲気の中で特別感のあるセレモニーが実現できます。
スクランブル交差点を中心に渋谷の街並みを一望できる空間でのパーティは、参加者の心に残るでしょう。
最新のAV機器を備えており、誰でも簡単に演出ができるようプリセットされているため、プレゼンテーションや動画演出もスムーズに行えます。
P.O.南青山ホール
P.O.南青山ホール |
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おすすめポイント
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南青山の閑静なエリアにある「P.O.南青山ホール」は、落ち着いた雰囲気の表彰式に最適です。
ラグジュアリーな内装と温かみのある照明が特徴で、感謝の気持ちを伝えるセレモニーにぴったりです。
会場を2分割できる仕様の為、表彰式会場と懇親会会場を分けてのイベント実施も可能です。
最大250名規模の式典が可能で、企業のブランディングにもふさわしい会場です。
渋谷キャスト スペース
渋谷キャスト スペース |
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おすすめポイント
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渋谷キャスト スペース詳細ページ |
渋谷キャストにある「スペース」は、イベントスタイルに応じた自由なレイアウトが可能です。
演出のカスタマイズがしやすいため、社風に合わせた個性的な表彰式が実現できます。
大型のLEDビジョンを導入しており、表彰の際の映像など、迫力のある演出が可能です。
また、スケルトン天井のため、抜け感や開放感があるため、雰囲気ある空間演出もできます。
二子玉川ライズ スタジオ & ホール
二子玉川ライズ スタジオ & ホール |
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おすすめポイント
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二子玉川ライズ スタジオ&ホール詳細ページ |
二子玉川ライズ スタジオ&ホールは、ガラス張りのデザインと自然光が入る開放的な雰囲気が特徴のホールです。
最大340名の大人数のイベントにも対応でき、映像演出や照明演出も映えるため、感動的な表彰式を演出できます。
会場周辺にはショッピングエリアやレストランも多く、表彰式後の懇親会にも最適です。
Vlag yokohama Hall(フラグヨコハマホール) ホール&スタジオ
Vlag yokohama Hall(フラグヨコハマホール)ホール&スタジオ |
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おすすめポイント
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Vlag yokohama Hall(フラグヨコハマホール)ホール&スタジオ詳細ページ |
「Vlag yokohama Hall」は、横浜駅から徒歩圏内にあるモダンな雰囲気が特徴のイベントスペースです。
音響・照明設備が整っており、企業のブランディングにふさわしい表彰式が可能です。
施設内にはキッチン設備も充実しており、懇親会やパーティでの利用にも対応しています。
シンプルながらも高級感のあるデザインで、格式のあるセレモニーを演出できます。
社内表彰式に最適な会場は「会場探しコーディネーター」でお探しください!
社内表彰式の成功には、適切な会場選びが欠かせません。
予算や参加人数、アクセス、設備環境など、考慮すべき要素は多岐にわたります。
受賞者を輝かせるだけでなく、企業文化を体現し、参加者全員に特別な体験を提供できる会場が理想的でしょう。
しかし、数多くの会場から最適な場所を見つけ出すのは、時間と労力を要する作業です。
特に表彰式に不慣れな担当者にとって、会場選びは大きな負担となることも少なくありません。
「会場探しコーディネーター」は、そんなお悩みを解決するサービスです。
表彰式に精通した専門スタッフが、ご要望やコンセプトに合わせて最適な会場をピックアップ。
照明・音響設備の充実度、映像投影の可否、レイアウトの自由度など、表彰式に必要な条件を細かくチェックした上で、ベストマッチする会場をご提案します。
社内表彰式をさらに特別なものにするために、プロの視点を取り入れてみませんか?まずはお気軽に「会場探しコーディネーター」にご相談ください。
感動と記憶に残る表彰式の第一歩は、理想的な会場選びから始まります。

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