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特殊効果(特効)とは?イベントを演出する効果的な使い方と会場選びのポイント

作成者: 会場探しコーディネーターメディア編集部|Feb 28, 2025 3:00:00 PM

イベントの演出として、特殊効果(特効)を取り入れたいと思っても、何から始めればよいか想像がつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スモークが会場を包み込み、キャノン砲が鮮やかに彩るライブイベントから、息をのむような映像制作の視覚効果まで、特殊効果の可能性は無限大です。

正しく活用すれば、参加者の記憶に永く刻まれるイベント体験を創り出すことができます。
本記事では、イベントと映像制作それぞれの特殊効果の違いを明らかにし、規模に合わせた効果的な取り入れ方、特殊効果を最大限に活かせる会場選びの秘訣まで、プロのイベント会場運営のプロの視点からご紹介します。

 

イベントを印象的な空間に変える特殊効果(特効)は、会場を華やかに彩る演出手法です。

特効を使うことで、普段は味わえない特別な雰囲気を作り出し、参加者の心に残る思い出を作ることができます。

ちなみに、映像制作の場面でも特殊効果という言葉は使われますが、以下の2種類があります。

  • SFX:撮影現場で実際に行われる特殊効果
  • VFX:後処理の編集で作成される視覚効果

一方、イベントでの特効は、その場で実際に効果を作り出します。

例えば、コンサートでステージから火花が上がったり、発表会で霧が立ち込めたりする効果、クライマックスでキャノン砲で銀テープや紙吹雪を舞わせたり、観客の心を強く揺さぶることが可能です。

このように特効は、普通の映像や照明などの演出とは異なり、イベントの中で特別な瞬間を作り出します。

 

演出効果を高める特殊効果には、様々な種類があります。

それぞれの特徴を理解し、イベントの目的や会場の条件に合わせて適切に選択することが重要です。

 

火を使用した特殊効果は、最もインパクトのある演出の一つです。

代表的なものには以下があります。

ライブの盛り上がりのクライマックスや、重要なシーンの演出に効果的です。

 

霧や煙の効果は、幻想的な雰囲気作りに欠かせない演出です。

レーザーや照明演出をより映えさせるなどの空間全体の演出として、スモークは活用されています。

スモークマシンは比較的手軽に導入できる特殊効果でありながら、プロフェッショナルな印象を与えることができる効果的な演出手段です。

 

火気や煙以外にも、様々な特殊効果があります。

具体的には、以下の通りです。

ライブやコンサート以外にも、発表会など様々なシーンで利用されています。

企業の入社式などでも、特殊効果の演出を取り入れているケースもあるため、エンタメ以外のイベントでのニーズも高いと言えます。

 

 

効果的な演出のためには、イベントの性質や目的に合わせた選択が重要です。

各イベントにおける特殊効果について、紹介します。

 

コンサートやライブなどの音楽イベントでは、観客の感動を最大限に引き出すための演出が重要です。

クライマックスでの炎効果は、楽曲の盛り上がりと同期させることで、観客の興奮を頂点へと導きます。

また、スモーク演出は曲の雰囲気に合わせて使用することで、幻想的な空間を作り出せるでしょう。

フィナーレでの紙吹雪は、会場全体で祝祭的な雰囲気を共有する効果があります。

アーティストのロゴ入りの銀テープなども、思わず集めたくなるようなファン心をくすぐる演出です。

 

企業イベントでは、品格を保ちながらもインパクトのある演出が求められます

例えば、重要なプレゼンターの登場時に特殊照明を使用することで、場面の重要性を強調できます。

特にテック系のカンファレンスなどでは、照明演出にこだわりスモークを併用しながら空間づくりをする場合もあります。

また、記念式典やセレモニーでは、安全性に配慮した炭酸ガスによる登場シーンでの演出や紙吹雪などの演出により、特別な瞬間を印象付けることも可能です。

 

イベントを成功に導くためには、特殊効果の魅力を最大限に活かしながら、安全性を確保することが不可欠です。

以下の点に特に注意を払う必要があります。

 

特殊効果の使用において、安全性の確保は最優先事項です。

近年でも大きな事故が数件発生しており、より慎重な対応が求められています。

特に来場者の安全確保については、事前の会場下見の段階から、当日の設営、本番まで一貫して注意を払う必要があります。

使用場所から客席までの距離や、設置方法、火薬や燃料の量など、消防による取り決めがあったり、関連部署との調整は必須です。

特に、効果の種類によって必要な安全距離は異なるため、会場や専門家との確認が不可欠です。

また、スタッフの安全管理は来場者の安全確保と同様に重要です。

特殊効果の操作は必ず訓練を受けた専門スタッフが行い、適切な安全装備の着用を徹底する必要があります。

 

特殊効果、特に火気を使用する場合は、法令に基づく適切な手続きが必要です。

消防への届出は、特に火気を使用する場合、おおよそイベント開催の10日前までに必要です。

申請書類には、使用する特殊効果の詳細な情報や安全対策の内容を記載する必要があります。

会場や地域によって必要な申請は異なる場合があるため、事前に確認することが重要です。

特に都市部の施設では、より厳密な規制が設けられていることがあります。

内容によっては、消防担当者による当日の視察もあるため、適切な対応を心がけましょう。

 

特殊効果の成功には、様々な関係者との綿密な連携が欠かせません。

特殊効果は他の演出要素と密接に関連するため、照明や音響など他セクションとの入念な打ち合わせが必要です。

特に本番でのキュー出しは、細かな調整が求められます。

会場との調整は、企画段階から当日まで継続的に行う必要があります。

特に設備の使用可否は、会場の構造や規定によって異なるため、早期の確認が重要です。

 

特殊効果を効果的に活用するためには、適切な会場選びが重要です。

以下の3つのポイントを押さえることで、より安全で印象的な演出が可能になります。

 

会場の広さは、特殊効果を使用する上で最も基本的かつ重要な要素です。

会場のキャパシティと収容予定人数、そして安全確保に必要なスペースを十分に考慮する必要があります

特殊効果の種類によって必要なスペースは大きく異なります。

例えば、火気を使用する場合は効果と観客の間に安全な距離を確保する必要があり、スモークマシンを使用する場合は効果が適切に広がるスペースが必要です。

また、機材の設置場所や操作スペース、緊急時の避難経路確保なども考慮に入れる必要があります。

 

天井高は特殊効果の演出に大きく影響します。

特に天井・舞台機構への影響が懸念されるため、影響の少ない高さの会場を選ぶことが推奨されます。

例えば、キャノン砲の場合は、発射する確度が高すぎて、舞台機構に銀テープが入り込んでしまった、などのトラブルが起こりがちです。

また、火気を使用する特殊効果の場合、天井までの距離が短いと熱による影響や煤煙の問題が発生する可能性もあります。

演出効果を最大限に発揮するためには、天井高も意識しておくのが大切です。

 

消防法などの基準をクリアするのはもちろんですが、会場ごとに独自のルールを設けている可能性があります。

他の会場でのルールが、そのまま別の会場で適用されない場合もある点には、注意が必要です。

施設ごとの運営者の方針や建物内での取り決め等、様々な条件に基づき設定されるため、会場ごとに確認するのを推奨します。

特に以下の点については、必ず事前に確認しましょう。


特殊効果は、安全面の配慮や設備の確認、そして会場との綿密な打ち合わせが必要不可欠です。

特に会場選びは、特効の演出効果を最大限に引き出すための重要な要素となります。天井の高さ、電源設備、防火設備、搬入経路など、確認すべきポイントは数多くあります。

ポイントをしっかりと押さえることで、安全で印象的な演出が実現できます。

はじめての方にとって、これらの準備を一人で進めるのは難しく感じるかもしれません。

そんなときは、経験豊富な「会場探しコーディネーター」に相談してみませんか?

会場の条件確認から、特効の実現可能性のチェック、必要な申請手続きまで、プロのアドバイスを得ることで、安心してイベントの準備を進めることができます。

会場探しでお悩みの方は、ぜひご相談ください。