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決起集会とはどういう意味?服装から挨拶ネタまで押さえておくべきポイントを解説

作成者: 会場探しコーディネーターメディア編集部|May 15, 2025 7:19:23 AM

「数字は追っているのに、メンバーの温度差が埋まらない――。」
そんな悩みを一気に解決できるのが“決起集会”です。

本記事では、決起集会の意味や開催メリット、準備の進め方から当日の進行、挨拶例、服装マナー、そしておすすめ会場までを網羅的にまとめました

社内の士気を高め、目標達成へ向けて全員が動き出すようなシナリオを描きたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

決起集会は、単なる社内イベントではなく、組織全体が一つになって目標達成への思いを新たにする重要な場です。

決起会とも言われますが、言葉の意味としては同じです。

決起集会では、経営層から一般社員まで全員が同じ空間で未来のビジョンを共有できるため、チーム全体の一体感を育む絶好の機会となります。

四半期の始まりや期初に決起集会を開催すれば、部署間の温度差を解消し、次の行動に向けた意欲を自然と引き出せます。

たとえば、全体目標の発表後に各チームでディスカッションを行い、具体的な取り組みを発表し合うことで、相互理解と責任感が深まります。

経営層から現場まで、全員が同じビジョンを持って前進するための原動力となるでしょう。

 

決起集会は、組織の目標を具体的な行動に変えるきっかけになります。

効果を正しく理解し、戦略的に実施することで、組織力の向上につながります。

ここでは「なぜ行うのか」を明確にし、開催を正当化するメリットを見ていきましょう。

 

決起集会の最も重要な役割は、全メンバーの意識を一つの方向に揃え、組織全体の活力を高めることにあります。

なぜなら、目的が十分に理解されないまま日々の業務が続くと、部署間の認識のずれや意欲の低下を招きがちだからです。

具体的には、以下のような効果が期待できます。


決起集会は「全員が目標を共有し、自分の課題として捉える」ための最も効果的な方法と言えます。

 

決起集会は「交流の場」と「ビジネス目標の設定」を融合させた、目的が明確な社内イベントです。

普段の飲み会では「楽しかった」という感想で終わってしまいがちですが、決起集会は段取りされた進行やスピーチによって、参加者の意識や行動の変化を促す効果が期待できます。

決起集会は、飲み会のもつ和やかな雰囲気を活かしながら、「業績向上」という明確な目標に直結する仕組みを備えた、ビジネスと交流を両立させる戦略的なイベントとも言えます。

 

決起集会は「盛り上がって終わり」ではなく、組織の成果を可視的に押し上げる投資と言えます。

ここでは、決起集会を開催することで得られる代表的なメリットを5つ紹介します。

 

決起集会は売上・KPIの短期改善に直結します。

目標を全員で深く理解することで行動が一致し、優先順位のブレがなくなるためです。

一般的に、明確な目標設定と共有が行われた組織では、売上向上や業績改善が見られることが多いとされています。

明確なゴールの共有こそが、業績アップにつながります。

 

決起集会は、離職率の低下にも効果的です。

経営層との距離が縮まり、個々の貢献が可視化されることでエンゲージメントが高まるためです。

人材業界の調査によれば、社員の貢献が適切に認識・評価される組織では、離職率が著しく低下する傾向があります。

「自分は会社に必要とされている」という実感こそが、退職リスクを大幅に下げることにつながります。

 

決起集会は、部門間の情報共有スピードを高めます。

なぜなら、普段接点のないメンバー同士が直接交流することで、心理的な壁が低くなるからです。

異なる部署間のコミュニケーションが活発になると、業務の連携がスムーズになり、プロジェクト完了までの時間短縮につながります。

「顔の見える関係」は、日常業務の効率化とスピードアップに大きく貢献します。

 

決起集会は、目標の理解度と行動率を高める効果も期待できます。

特に対面での発表はメールや文書による通知より記憶に残りやすく、その場で質問と回答を交わすことで疑問点をすぐに解消できるからです。

実際に、対面コミュニケーションのほうが「理解できた」「伝わった」と主観的に感じやすいと、研究や実際の現場でも言われてます。

リアルな場での共有と即時の疑問解消が、数字を「自分事」として捉えるきっかけになります。

 

決起集会は独自の組織ストーリーを語る場として機能し、企業文化をより強固にしてくれます。

なぜなら、成功体験を全員で共有することで、感情を伴う記憶として心に残りやすいからです。

共通の価値観やストーリーを持つ組織では、イノベーションと自発的な改善提案が増加する傾向があると言われています。

共に盛り上がる体験が「私たちらしさ」を育み、長期的な結束力を高めてくれます。

 

決起集会を「ただの飲み会」で終わらせ無いためには、事前の準備が重要です。

進行準備が足りていないと、士気が下がる恐れがあり、せっかくの機会が逆効果になる可能性もあります

一方で、スマートな段取りができれば熱意が高まるでしょう。

本章では、企画担当者が迷わず動けるような準備の流れを7ステップで解説しています。

順番に実践していけば、チーム全体の足並みもそろえやすくなるでしょう。

 

決起集会を成功させるために最も重要なのは、具体的な目標を全員で共有することです。

曖昧な目標設定では「何を目指すべきか」が不明確になり、高めた熱意も空回りする可能性があります。

「何のために開催するのか」をはっきりとさせることで、メンバーは自分の役割や優先順位を自然と把握できるようになります。

その際に、背景や達成後のメリットを丁寧に説明すれば、チームの納得感も向上するでしょう。

最初の段階で目標設定とKPIを明確にすることが、決起集会を成果につなげるきっかけになります。

 

次に、参加メンバーの規模を決めておきます。

人数が定まらないまま準備を進めてしまうと、会場が狭すぎて窮屈になったり、逆に広すぎて無駄にコストがかかってしまったりと、非効率になる可能性があるため、注意が必要です。

例えば、全社的な決起集会なのか、チーム単位なのかでも、必要な会場の広さや予算がまるで変ってきます。

「誰を呼ぶのか」「何人になるのか」をあらかじめ決めておけば、会場選定やケータリングなどの手配もスムーズになります。

 

呼ぶ人や人数が定まったら、具体的な日程調整を進めていきます。

年度初めや四半期終了後など、節目となる日程を早めに確定し、社内カレンダーやチャットで周知しましょう

早めに動かないと、忙しい主要メンバーの予定はどんどん決まってしまうため、出席率が下がる恐れがあるため注意が必要です。

日程確定後は、定期的にリマインドして、ドタキャン防止に努めましょう。

 

日程と規模感が決まったら、会場を選んでいきます。

人数や開催内容に合った会場を選ばないと、当日の進行にも大きく影響します。

例えば、表彰や映像でメッセージを伝える場面があるなら、大型スクリーンとシアター形式のレイアウトがよいでしょう。

また、懇親会を重視するならバンケット型の会場が合います。

まずは、大まかな開催イメージを固め、内容に合わせて柔軟に利用できる会場を探すのがおすすめです。

 

なお、渋谷エリアで決起集会をお考えの方は、「【渋谷駅チカ】規模別イベントホール5選|セミナー・展示会に最適な会場を紹介」にて詳しく紹介していますので、こちらもご覧ください。

 

会場が決まったら、具体的な内容を詰めていきましょう。

プログラムを丁寧に段取りしておくと、当日の進行が非常にスムーズに進み、参加者が途中でダレてしまうリスクを抑えられます。

王道の構成は「開会→ビジョン共有→表彰→懇親→締めの挨拶」の流れです。

余興やワークを取り入れて、リズムを作れば、メリハリの利いた会になるでしょう。

 

決起集会のプログラムを進行するためには、あらかじめ役割分担を明確にしておくのがおすすめです。

司会や音響・映像などの役割分担を事前に行い、できれば一度は全体のリハーサルができるとトラブルを未然に防げます。

例えば、マイクの音量は適切か、スクリーンの文字サイズは見やすいか、演出がある場合は誰がきっかけを出すのか、などを確認しておくだけでも、スタッフが迷わずスムーズに進行できるでしょう。

不要なトラブルを防ぐためにも、役割分担やリハーサルは実施できるように準備しておくのがおすすめです。

 

開催日が近づいてきたら、社内告知やリマインドを繰り返し実施しましょう。

持ち物やドレスコードがあれば、何度も伝えることで抜けもれを防げます

例えば、開催1ヶ月前に正式に招待メールを送ったのち、2週間前や前日にチャットでリマインドをかけるなどすれば、参加率も高まるでしょう。

細かく伝えることで、運営再度も直前の問い合わせ対応などに追われる心配も減らせます。

 

「何を着ていけばいいか分からない……」と迷ったまま当日を迎えると、せっかくの決起集会で浮いてしまう恐れがあります。

服装は第一印象に直結し、場の一体感にも影響する重要なポイントです。

この章では、男女共通で押さえておきたいドレスコードの基本と、避けたいNG例をわかりやすく紹介します。

 

決起集会では、ビジネスカジュアルを選ぶのがもっとも安全です。

なぜなら、ジャケット+シャツ(男性)、セットアップやワンピース(女性)であれば、改まった雰囲気を保ちつつ動きやすさも両立できるからです。

細かくこだわるなら、企業ロゴの色やブランドカラーをさりげなく取り入れると写真映えし、チームの一体感も高まるでしょう。

ビジネスカジュアルを軸に自社らしさを添えれば、統一感を出しつつ堅苦しくない会にできます。

 

企業カラーにもよりますが、一般的にカジュアル過ぎる服装は決起集会の雰囲気を壊しかねません。

ロゴ入りパーカーやサンダルはリラックス感が出過ぎて、ビジネス目的の場にそぐわないためです。

例えば、派手なアクセサリーや強い香水は周囲の集中力をそぎ、シワや汚れが目立つ服は写真や動画に残ったときに後悔します。

「楽だから」といった自己都合よりも、場の空気に合うかどうかで服装を選ぶことが、決起集会で社員全員の士気を高めることにつながります

 

当日の流れがスムーズだと、参加者の集中力と熱量が最後まで持続します。

逆に進行がグダグダだと「結局何のための集まりだったのか」と、不満が残りかねません。

ここでは開会から最後の片付けまで、進め方の王道パターンを8つに分けて紹介します。

 

冒頭で目的を明言すると、参加者の期待値が一気に上がります。

理由は「今日は何を達成する場か」がはっきりすると、心理的なスタートラインがそろうからです。

たとえば「今年は売上120%を必ず達成します」と宣言すれば、その後のプログラムに一貫性が生まれます。

開会のひと言は、全体の空気感を決定づける最初のスイッチです。

 

部署横断の集まりなら、最初に自己紹介を挟むことで緊張がほぐれます。

あえて肩書きだけでなく「最近ハマっていること」を一言添えるなどすれば、共通の話題が見つかりやすいです。

実際、簡単な自己紹介タイムを設けたチームは、その後の歓談で部署を超えた会話が活発になりました。

自己紹介はアイスブレイクとして抜群の効果を発揮します。

 

軽食やドリンクを囲むと、自然と距離が縮まります。

食事を共有すると緊張がゆるみ、リラックスした状態で本音が出やすくなるためです。

たとえば立食形式にして自由に席を移動できるようにすると、普段話さない相手とも交流が生まれます。

歓談タイムは人間関係の潤滑油として機能します。

 

ゲームやクイズを挟むと、会場が一気に盛り上がります。

笑いが起きると心のガードが下がり、その後の真面目な議題も受け入れやすくなるからです。

クイズ大会を取り入れたケースでは、優勝チームがそのまま次期プロジェクトのキックオフ役に選ばれ、主体性が高まりました。

余興は楽しさだけでなく、チームビルディングの効果も大きい要素です。

 

表彰や成果発表を行うと、称賛ムードが生まれます。

成功体験を可視化すると「自分もやればできる」という、前向きな気持ちが芽生えるためです。

実績ベースで貢献度を認められた社員は、翌期のモチベーションが顕著に上がることが多いもの。

成功事例を共有する時間は、次の挑戦を後押しするきっかけになります。

 

経営層が次の方向性を語ると、参加者は行動の指針を明確にできます。

ビジョンを直接聞くことで、「数字の背景」や「会社の本気度」が伝わるからです。

たとえば、新規事業の成長戦略を詳細に示した企業では、部署を越えた協力体制がすぐに構築されました。

トップが語るビジョンは、組織を動かす羅針盤となります。

 

熱量を行動につなげるメッセージで締めくくると、参加者が翌日から動きやすくなります。

最後に具体的な次の一手を示すことで、「今日の盛り上がりをどう活かすか」が明確になるためです。

たとえば「明日の朝礼で各自の目標を共有しましょう」と促せば、意欲が冷めないうちに行動へ移せます。

締めの挨拶は、決起集会を具体的な成果へつなげる橋渡しの役割を担います。

 

集合写真を撮ると、一体感が形に残ります。

また、決起集会の様子をSNSに投稿するなど外部へ発信していけば、社外へのPRにもつながります

撮影後すぐに片付けを開始すれば、ダラダラと残業せずに済むでしょう。

記念撮影と迅速な撤収で、最後までポジティブな気持ちを維持したまま解散できます。

 

最初のひと言で会場の空気は決まり、締めくくりの言葉で熱量は行動へ変わります。

つまり、挨拶とスピーチは決起集会の命綱とも言えます。

ここでは誰でも使いやすい挨拶の型と、聴き手の心を動かすスピーチの組み立て方を紹介します。

 

冒頭で参加への感謝を伝えるだけで、聴き手の警戒心は一気にほぐれます。

続けて数字や事例を交えてビジョンを語れば、集まった理由が腑に落ちます。

最後に「今から始まるプログラムで次の一手を描きましょう」と行動を促せば、聴き手は自分事として動き出せます。

感謝→ビジョン→行動の三段構えが、短時間で心をつかむ手順です。

 

心に残るスピーチは、必ずと言っていいほどストーリーをうまく活用しています。

例えば、冒頭で「新商品の売れ行きが伸びず苦戦した」と困難を示したのち、「部門を越えた協力で販路を開拓した」と挑戦を語ると共感が生まれます。

また、「導入3か月でシェア15%増」といった具体的なデータを示せば、話の信頼性が一段と高まるでしょう。

締めくくりに社員一人一人の行動に落とし込むようなアクションを促すと、参加者は次の行動を描きやすくなります。

物語→数字→具体策の順で伝えることで、感情と理性を同時に動かすスピーチが完成します。

 

決起集会の成功を左右するのは、会場と企画の“両輪”が噛み合っているかどうかです。

当社は会場手配にとどまらず、当日までの準備を丁寧にサポートしています。

各会場の経験豊富な視点から最適なレイアウトや演出を提案できるため、担当者様は社内調整に専念できます。

「まずは概算だけ知りたい」「空き状況だけ聞きたい」という段階でも構いません。

オンライン打ち合わせにも対応しているので、遠方の企業様でも気軽にご利用いただけます。

決起集会を“成功体験”へと変える、最適な会場をご提案可能です。

まずは、どのような会場があるかをご覧ください。